勉強に必要な参考書はどれがいい？
スポンサードリンク消防官採用試験の勉強を始めるにあたり、まずは過去問が必要ということは以前の記事でも書きました。→ 過去問題集についての以前の記事
過去問題集とともに必要なものは参考書です。公務員対策の参考書、とりわけ消防士の採用試験に関する問題集は何種類か発売されています。基本的にはどの問題集セットでも難易度や問題に大きな差はないので、それぞれ自分にあったものを「１セット」購入していただければ、大丈夫かと思います。
とりあえず勉強を始めるにあたって必要なのは、「受験する自治体の過去問題集」+これから紹介する「公務員試験の問題集」１セットで大丈夫です。論作文、面接対策の本はまた別のページで紹介していきたいと思います。
それでは、消防試験の受験生が使用している問題集を紹介していきたいと思います。
私が試験勉強で使用した問題集について
私は受験日の3か月くらい前から勉強をスタートしました。ちなみに、私は２種類の問題集を使用して試験に臨みました。
１つ目が、警察官・消防官 新スーパー過去問ゼミ（大卒程度）です。
消防官採用試験を受験するならこの問題集は絶対にやっておいた方がいいと断言します！
私はおもにこちらの問題集をメインに勉強を進めていきました、警察や消防を受ける受験生は多くの人がこの参考書を使用しているのではないでしょうか。6冊セットです、この中でいちばん重点的にやったのは「数的処理」で、その次が「判断推理」です。この２冊はそれぞれ３周くらいしたと思います。「自然科学」と「社会科学」は１〜２周くらい、「文章理解・資料解釈」は１周のみ、「人文科学」はあまり興味がないのと暗記量が膨大だったので途中で挫折しました。この中で、就職後に公務員として役に立ちそうなのは「社会科学」だけだと思います。
「数的処理」と「判断推理」は、試験での出題数が多いのでこの教科で点数がとれないと、正直合格は厳しいのではないかと思います。なので繰り返しやることと、いろんな傾向の問題に慣れておくことが重要だと思います。
２つ目は、スーパー過去問ゼミ（一般公務員用）です。
名前は似てますが、こちらは警察と消防を対象としていないほうのやつです。一般（非公安系）の公務員試験対策の参考書で問題数がとても多いです。
こちらのシリーズも６冊セットで、私が使用したのは主に「数的処理」と「判断推理」、「文章理解・資料解釈」でした。上記の、警察官・消防官 新スーパー過去問ゼミ（大卒程度）をやった後に問題集を補う形で使用しました。難易度はそんなに変わらなかったイメージで、たまに消防の問題よりも少し難しい問題が混ざっていた印象でした。こちらの問題集は1周やった程度です。
数的処理や判断推理は苦手な人が多いです。苦手な人は、初めは解けなくてもかまいません、まずは問題をしっかり読んで5分間くらいだけでも良いので、自分で解く努力をしてみてください。そのあとに解答解説を読んで、あぁ〜こうやって解くのか！ってゆうのを繰り返してまずは１周やってみることをおすすめします。２周目からは出来るだけ自分の力（前回解答をみたときの記憶？）で解いてみましょう。これを繰り返していくうちに、数的処理や判断推理の解き方のパターンが自然と身についてくるようになります。暗号問題とか嘘つき問題、経路の問題など解き方さえ分かっていれば、そんなに難しい問題は出題されません。苦手な人は、とにかく問題をたくさん解くこと、何回も同じ問題を繰り返し解くことが大切だと思います。
その他の問題集の紹介
ここから下の問題集は、実際にには私は使用してませんが有名なものを紹介しておきます。
消防官I類・A過去問題集 ’20年版
この問題集は私も購入はしましたが、やりませんでした。問題数が少なかったことと、私が受験したときの版（最新版はわからないですが。）では問題がみづらかったので使用しませんでした。もしかしたら今は改善されてるかもしれませんので各自確認してみてください。この本の良いところは、とりあえず１冊買えば試験でどんな問題が出題されるか全体像が見えることです。１冊に集約されていて赤シートもついているので、通学や通勤の電車の中で見るには良いと思います。家でガチで勉強するには、上で紹介した各分野ごとに分かれた問題集のほうが私個人としてはいいと思います。この参考書だけでは不十分です、あくまで補助として活用すると良いでしょう。
出たDATA問
これも分野ごとに分かれた問題集のシリーズです。消防官を含む公務員系の過去問題を網羅した問題集です。いろんな問題をこなすという意味では良いと思います。まずは警察・消防の問題集を解いたうえで挑戦してみるといいと思います。
こちらの問題集は、私自身は購入したことも使用したこともありません。評価数は少ないですがAmazonのレビューでも悪くない評価です。